ファミコン
2013.05.26



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ファミリーコンピュータ
任天堂 1983



あらためてファミリーコンピュータことファミコンのお話です。

かつて国民機とよばれた家庭用ゲーム機の革命児。

クラスの大半の男子は皆ファミコンを持っていて、顔を突き合わせればファミコンの話ばかり。

もはやコミュニケーションツールとしてファミコン必須なんじゃね?、くらいに世間があの紅白の小さなマシンに熱狂していた時代だったんですが、僕がファミコンを入手したのは周囲より少し遅かったんですよね。

僕自身が当初テレビゲームに無関心だったってのもありますが、いわゆるアレ。ファミコン禁止的な雰囲気がご家庭にあったのですよ。

しかしそんな鎖国精神(?)に風穴を開ける存在が登場します。


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スーパーマリオブラザーズ(任天堂)

言わずと知れた2Dアクションの名作です。

それまでどんなテレビゲームをプレイしても「面白いなー」程度にしか思わなかった僕がはじめて「これ欲しい!」と思ったゲームでした。

でも前述の通りウチはファミコン禁止。

正確に言うとファミコン本体買っちゃダメ宣言が発令されてました。



しかし逆に考えるんだ。



ソフトは買っちゃダメと言われていないじゃないか。



かくして僕は本体持ってないのにソフト(スーパーマリオ)を買うという暴挙に出たのです。

普通に考えればアレな行動ですが、これにはちゃんと意味がありました。
当時爆発的人気を誇ったスーパーマリオは深刻な品薄で、皆プレイしたいのに入手できない状況がずっと続いてました。

ここまで書けばもうお分かりですね。

そうスーパーマリオさえあれば、それを土産にファミコンを持っている友人宅で自由にプレイできたのです。

ええ、交渉なんて不要でした。皆スーパーマリオがプレイしたくてしようがないので勝手に家に招いてくれました。

そして僕はマリオを、友人はファミコン(と電気代)を提供する。完璧な共闘作戦です。
(ちなみに僕がスーパーマリオを購入できたのは単に運がよかった、それだけです)


そんなわけでしばらくはマリオを片手に友人宅を放浪する日々が続いたのですが、さすがにこの状況はマズいと思った親が「おいやめろ」とストップをかけ、少々の悶着の後にけっきょく僕にファミコンを買い与えることで決着が着きました。

そういう期待がゼロではなかったにせよ、これは嬉しい誤算。

まあ、この後更なる大誤算が待ち受けてるのだけど、ちょっと長くなってきたので次回に回します。


それでは今日はここまで。
posted by Nakamura at 14:54 | ハード・周辺機器

ピコピコ少年
2013.05.19


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「ピコピコ少年」

これほどタイトルに惹かれる作品も珍しいです。

文字通りピコピコ少年……、つまりゲームに魅了されてしまった主人公のバラ色(?)のゲームライフを赤裸々に綴った漫画。

明記はされてませんが作者の押切蓮介先生の半自伝的な側面があるみたいで、描写の一つ一つがやたらリアルというか、妙な説得力があります。

80〜90年代の激動のゲーム業界と、それにいいように振り回されながらもどこか幸せな主人公(=俺ら)が生々しくもコミカルに描かれており、当時を知る人ならば「そうそう!」と激しく共感できること請け合い。

かく言う僕も劇中の主人公達にがっつりシンクロしてしまい、PCエンジンのエピソードなんかは思わず手に汗握ってしまった。

世間ではいらない子扱いされているPCエンジン○○○ルが、とある少年には希望の光りとなっていたとはなあ……。

続編の「ピコピコ少年TURBO」や姉妹作品とも呼べそうな「ハイスコアガール」も本巻に負けず劣らず濃ゆく、そしてアツい内容ですので、ピコピコな現・元少年少女には超オススメな作品です。




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さて、ご存知の方もいるかと思いますが、僭越ながらワタクシ、以前に押切先生と妹と三人でゲーム対談させていただいたことがございます。

(上の画像はその時に描いていただいたサイン。映っているのは同じく押切先生作の「プピポー!」という漫画なのですが、最終巻ではボロボロに号泣してしまった)

同世代のゲーム好きが集まればそりゃゲージも溜まるってもので、時間(&仕事ということ)を忘れて無我夢中でお話させていただきました。

いやあ、本当に楽しかったなあ……。

その時の対談はこちら「ぽこぽこ」でまだ読めるみたいですが、かなり読者置いてきぼりのディープな内容ですので興味ある方は覚悟して読んでくださいね。

ちなみに、記事の最後がストIIの対戦で締めくくられていますけど、この対戦がホントのガチ勝負。

鳥かご、待ちガイル、追いかけソニブー……

ピコピコ少年に接待プレイなんて必要ないのです!(すっごい負けたけど)



それでは今回はここまで。
posted by Nakamura at 18:13 | 書籍

ジェットセットラジオ
2013.05.12


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ジェットセットレディオ〜〜〜!!

一度聞いたら忘れられないジングルで始まるドリームキャストの名作3Dアクションゲーム「ジェットセットラジオ」(セガ)(以下:JSR)です。

本当に大好きな作品です。

JSRのやり過ぎでドリームキャストのコントローラーを2回壊しました(実話)

それくらい好きです。


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先に「アクション」と書きましたが普通のアクションゲームとはちょっと内容が違っていて、主人公の目的は敵を倒したりステージを進むことではなく、スプレー缶を使って街のあらゆるところに落書き(グラフィティ)をすること。


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当たり前ですがコレ、犯罪行為なので、しばらくすると近隣住民から通報されてケーサツ(警察)に追い回されるハメになります。

これを颯爽とかわしつつ、いかに素早く華麗にグラフィティを描くかがこのゲームの基本ルールでありキモです。


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もう一つ変わったところでは主人公達はスケートシューズを履いていて、滑るように移動します。

かなり慣性が効いた動きをするので最初は戸惑うんですけど、慣れる、というより上手く制御できるようになるとすっごい中毒性があるんですよね。


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Rトリガーでダッシュするアクションや、あらゆるモノの上をジェットコースターのように滑るグラインドも最高に楽しくって、つい力みすぎてコントローラーを破(以下略)


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ゲーム内容に直接関係ない部分ですが、グラフィティの素材としてJPGファイルを読み込めます。

これが地味に楽しい。






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そしてJSRを語る上で欠かせない要素がビジュアル。

トゥーンシェーディング(JSRではマンガディメンションと称していた)とよばれる特殊な処理によって描かれたアメコミ漫画みたいな不思議なグラフィック。


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この処理そのものは当時でも他のゲームやメディアで見ることはできましたが「エフェクトのお披露目」の域を脱していない作品も多く、キャラクターデザインから背景、インターフェイスまでも含むトータルデザインとしてトゥーンに特化したJSRは別格でした。


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東京に良く似た架空都市「トーキョー」を舞台とした異色な世界観や、一癖も二癖もあるキャラクター。長沼英樹さんを中心とした豪華アーティストによるハイテンションなBGM群。

ロード時間が長いとかユーザビリティが洗練されていないとか細々した欠点はありますが、それらを余裕でぶっ飛ばす最高のビジュアルとアクションが我々を待っています。






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さてJSRはいくつかのバージョンが発売されていて、今回ご紹介した初代、ステージが追加され各種機能が改良された逆輸入版「デ・ラ・ジェットセットラジオ」

そして今年PS3、XBOX360で発売された「ジェットセットラジオ( HD版)」とPS Vita版。

個人的に思い入れがあるのは荒削りながら突き抜けた感のある無印のJSRなのですが、今プレイするならユーザビリティが大幅に向上したHD版がオススメです。

私自身もHD版は絶賛プレイ中ですので、クリアしたらまた取り上げたいと思います。



それでは、今回はここまで。
posted by Nakamura at 17:49 | レビュー