最後の忍道
2014.02.23


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最後の忍道
アイレム 1988/1990



最後のニンドウなのかシノビドウなのか未だ分かりません。誰か教えて。


最後の忍道はアイレムよりリリースされたアクションゲーム。

オリジナルは1988年にアーケード作品として登場しましたが、1990年にPCエンジン、1993年にゲームボーイに移植されました。

今回取り上げるのはPCエンジン版です。



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タイトルの通り主人公は忍者なんだけど、当時の忍者ゲームの殆どが忍んでいないという例に漏れず、本作の主人公「月影」もまた真っ向勝負を挑むサムライ気質の戦闘忍者、すなわちNINJAなわけですが、ゲームデザインがとっても和テイストなため全体の雰囲気はひたすら硬派です。

特に細部まで描き込まれたドット絵は美しいジャパネスクの様相を見事に再現しており、いかにもアイレム!な渋い色使いと相まって本作の見所の一つ。



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この辺はPCエンジン版もよく再現されていて、ステージ1ボスの阿修羅やステージ6の美しい雲海など、難度の高い絵がしっかり描き込まれていることに感動したもんです。

しかも2重スクロールまで再現しちゃってるし!



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主人公は多彩な武器を自在に操れるほか(ボタン一つで任意にセレクトできる)、高いジャンプで木々の間や小高い崖もすいすい登ってしまう軽快な動きが特徴。

この辺の諸々がとっても忍者っぽいアクションで楽しい。

オリジナルのアーケード版は高難易度で有名でしたが、PCエンジン版は一発即死だった主人公をライフ制にできるなど救済処置がとられています。

また操作性も若干見直されているようで、総じてPCエンジンの方が遊び易いイメージですね。



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反面ちょっと残念なのがサウンド。

SEなんかはけっこう良い感じなんだけど、BGMはアーケード版の重厚なFMサウンドに比べちゃうとさすがに弱いかな。

ちなみにステージ6のテーマ曲「DARK BLUE」の格好良さは異常です。
(作曲者は石田雅彦さん)



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以上、最後の忍道のお話でした。

けっこう有名な作品のわりには移植作品が少なく、出来の良かったPCエンジン版もいつの間にかバーチャルコンソールのラインナップから消えてしまった、どうにも恵まれない感の漂う作品です。

サントラが今でも入手可能なのがせめてもの救いか。

アイレム レトロゲームミュージックコレクション2に収録されています。
アーケード版のBGM、超絶に格好良いですよ)

それでは今日はここまで。



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posted by Nakamura at 13:32 | レビュー