VECTROS・マジカルチェイス サウンドトラック
2013.05.05

サントラCDを二枚買いました。

まずはこちら。


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iOSアプリ「VECTROS」のサントラ、その名も「ベクトロス サウンドトラック」です。

作曲者はOGRこと小倉久佳さん。(小倉久佳音画制作所)

VECTROSのゲームをプレイしてテーマ曲の「SiLent ErRors」を聴いた瞬間、バットで頭を殴られたような衝撃を受け、数時間後には速攻でAmazonで予約してました。

淡々とした無機質なリズムを舞台に色々な音色が踊るように配置されてるといったイメージで、分かり易く例えるならばダライアスバーストの「Hello 31337」をベクトルを変えつつ大きく広げた感じでしょうか。

ディストーションサウンドが最高に格好いいとか、バッキングフレーズが神とか、そういう個々の魅力ももちろんのこと、脳に直接響くようなビート感がすっごい中毒性持ってるんですよね。

VECTROSのゲームそのものは音ゲーの要素はないのですが、なんとなくソレっぽいニュアンスを感じてしまうのは、この突き抜けたビート感のせいなのではないかと。

以上、勝手な自己解析でした。




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もう一つはPCエンジンの名作シューティング「マジカルチェイス」のサントラ。

「マジカルチェイス オリジナルサウンドトラック」

崎元仁さんと岩田匡治さんによる強力タッグです。

PCエンジンに搭載されていた「波形メモリ」という音源はなかなか独特な音を出すチップで、PSGよりもバラエティに富んだ音を鳴らせる反面、サウンドプログラマーの腕によってクオリティが大きく左右する音源だったりします。

その点マジカルチェイスは数あるPCエンジンタイトルの中でも最高級。

鋭くも透明感のあるシンセリードや口笛のような柔らかいウッドウィンドなど、個々の音色レベルの高さはもちろん、複雑に動き回るノイズドラムや高速アルペジオを多用したアレンジも達人芸の域。

曲も「Rampish Chase(ステージ1)」みたいなポップなナンバーから、ハイスピードな「Azure Way(ステージ3)、しっとり幻想的な「めいそうのワルツ(ステージ5)」など、バラエティ豊か、かつ一曲一曲の完成度が半端ないです。

オーケストラ風味のアレンジバージョンや「発掘トラック」と称されたデモトラック(?)も興味深く、全体的に隙のないサントラCDだと思います。


それでは、今日はここまで。
posted by Nakamura at 15:24 | ゲームミュージック

R-TYPE サウンドトラック
2013.04.07


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じゃん。

先日、実家の自分の部屋を掘っていたら出てきました。

R-TYPEのサントラカセットテープです。

CDじゃなくてカセットですよ。

自分、けっこう物持ちの良い方だと思ってたんですけど、まさかこれをまだ保有してしていたとはなあ……。

正式名称は「R-TYPE IREM GAME MUSIC」といい、当時のアイレムのアーケードタイトルを多数収録したオムニバスアルバムとなってます。

収録タイトルは以下。

・R-TYPE
・怪傑ヤンチャ丸
・妖獣伝
・ムーンパトロール
・キックルキューブル
・LODE RUNNER
・MR.HELIの大冒険

と、けっこうな数が収録されてますが、たいがいの人はメインタイトルである「R-TYPE」が聴きたくて買ったと思います。

というか失礼ながら私、当時R-TYPE以外のタイトルを一つも知らなかったので(LODE RUNNERはハドソンのものとは別物)、他タイトルいらないからもっと安くしてくれればいいのに……、と内心愚痴ってました。


いやだって、収録時間約40分のうちR-TYPEは最初の12分くらいしかなくて、それで価格が3000円くらいしたんですよ。

ファミコンのカセットが4000〜5000円くらいで買えたご時世、ゲームの音楽だけのために3000円の出費は幼少の身にはかなりキツいことでした。


しかしそれでもR-TYPEが聴きたかった。


R-TYPEは言わずもがなグラディウス、ダライアスと共に横スクロールシューティングの代名詞とも言える名作中の名作です。

ゆえにゲーム内容や緻密なグラフィックが先に評価されることが多いですが、サウンドもまた素晴らしいのです。

アイレム節の荒々しい金属質なFMサウンドや、禍々しい中に格好良さが光るメロディ。

印象的なベースラインや細やかなバッキングなどなど、枚挙にいとまがありません。


あと個人的にR-TYPEサウンドで大好きなのがリズムパート(ドラム)が無いことなんですよね。

これは全くの私見なんですが、アレンジの方向性って大部分がリズムの音で決まってしまうと思うんですよ。

ポップスなんかを聴いてても、リズムが変わるだけで全然違う曲に聴こえたり、リズムの音でその曲の年代がなんとなく分かってしまうことがあると思います。

それくらいリズムパートってのは重要なんですが、それをバッサリ切ってしまっているR-TYPEのアレンジはとても独特で、なんというか、いつまでたっても古さを感じないサウンドなんですよね。

まさに「ジャンルはR-TYPE」です。




そんなこんなで大枚をはたいて買ったサントラだったんですが、内容が充実していたので大満足でした。


そしてこれまた失礼な言い方になってしまいますが、R-TYPE以外のタイトルも良曲揃いだったのが嬉しい誤算でした。

特に最後に収録されていた「MR.HELIの大冒険」のサウンドが素晴らしかった。

序盤はポップで可愛いキラキラサウンド。後半に進むに連れてどんどんダークなメロディ、そしてある意味R-TYPEよりも攻撃的なFMサウンドが脳内を直撃します。

最初は耳が痛てえ!と敬遠してましたが、だんだんクセになってくる不思議なサウンドで、最終的にはR-TYPEに匹敵するくらい聴き込んでました。


現在ではより高品質の「R-TYPES RETROGAME MUSIC COLLECTION EX」などが発売されてますし、そもそもすでに廃盤っぽいので今更の需要はないと思いますが、当時なけなしの小遣いを叩いて買った思い出のサントラだけに個人的にはとても思い入れのある作品です。


それでは今日はここまで。
posted by Nakamura at 20:51 | ゲームミュージック